大規模修繕工事やマンション修繕におすすめの業者比較ランキング!【口コミ・評判や費用情報等もご紹介!】

大規模修繕業者に依頼した工事にかかる期間

公開日:2019/06/01  最終更新日:2019/05/20

大規模修繕にはいくつかの段階があります。

実際の工事に必要な期間は、そのうちの3分の1程度と言われています。

それでも2ヶ月はかかるので、とても長く感じてしまうでしょう。

それぞれの作業にかかる日数を知っておくと、終わる時期などの予想が立てられます。

 

大規模修繕を依頼するまでの期間は?

大規模修繕を依頼するまでの期間は、1ヶ月から2ヶ月ぐらいと言われています。最も時間を要するのが業者の選定だと思われます。

見積もりや説明会の開催、アンケート、理事会の開催などマンション側でやらなければならないことが山積みです。特に修繕委員会の設置などは、みなさん忙しいのでなかなか引き受けてもらえないこともあります。

大規模修繕業者が決まった後で建物の診断が始まります。劣化の状態や破損、亀裂などの有無を確認するだけでもかなりの時間を要します。この作業を簡単に済ませてしまうと修繕漏れなどのトラブルにつながります。

だからと言って、なんでもないところを修繕してしまったのではコストがかかって本来必要なところがおろそかになる恐れもあります。  しっかりとした診断に基づき、データで必要な箇所を示してもらえることが安心につながります。そのため、診断の時はマンション側の誰かが立ち会っておいた方が安心です。

場合によっては、管理会社にお願いしてしまうケースもありますが、費用に関係ない部分では真剣に見てもらえるか疑問が残ります。透明性を確保するためにも直接同行して事実を確認しておいた方が良いでしょう。責任のある人が立ち会えない時には、動画での撮影も有効です。

 

大規模修繕で行われる基本的な作業とは?

大規模修繕の実施が決定するとまず必要なのが届出です。工事などで足場を組む時には労働基準監督署に足場設置届出の提出が義務付けられています。提出は着工の30日前までに行う必要があります。つまり、どんなに急いでも1ヶ月は高所の作業は行えないと言うことです。

その間は資材の搬入や事務所の設置などが行われます。期間中はマンションのどこかに大規模修繕業者のためのスペースが必要となります。もし普段は別の目的で利用しているところを使うようならば、工事に使えるように片付けておかなければいけません。

適当な場所に資材が置けないと効率が悪くなり、工期が長引く原因になります。届出から30日経ったら足場を組むことが可能です。倒れないようにしっかりと固定しておく必要があります。そして落下防止の幕を張って安全性を高めます。

ここからが本来の修繕作業になります。まずは修繕箇所を見えるようにするためにも外壁の清掃から始めます。汚れが残っていると、ヒビと判別がつかなかったり、塗装の邪魔になることもあります。補修を行い塗装や防水加工を行います。全てが完了したら塗装して、解体します。

 

大規模修繕業者だけでは決められない工期

工期は大規模修繕業者が決めると思われそうですが、実際には住民のスケジュールも大きく関わってきます。例えば、共有部分であるバルコニーの修繕は、それぞれの家庭に入ることができる場所になるので、住民の立会いが必要なことがあります。

また、物が置いてあるうちは着手ができないなどのトラブルが発生する恐れもあります。修繕箇所に駐車場が含まれていると、車の移動などが完了していないと着手できません。

移動しなければいけないのにうっかり忘れて外出したなんてことがあると、作業の計画を変更する必要が発生します。そのほか、催しものがあるから避けなければいけない日がある時も工事が止まる原因になります。このように、住民の協力によって行われる必要があります。

そのほかにも、天候による遅延はかなりの確率で発生するトラブルです。天気が多少悪くても調整ができるようにスケジュールを組みますが、それでもうまくいかない場合もあります。こればかりはどうしようもできないので、耐えるしかありません。それ以外でも防水加工は晴れた日にしかできないなどの制約もあるので、スケジュール調整は簡単ではありません。

 

それぞれの作業にかかる日にちはどれぐらい?

それぞれの作業にかかる時間は、規模によって変わってきます。50戸以下のマンションであれば小規模になります。51戸以上の場合、大規模にあたるので、小規模の倍ぐらいは工期を見ておかなければいけません。複雑な形状をしているとさらに難しくなることもあります。

足場を組むために必要な期間は、小規模で10日から2週間、大規模で20日から30日程度はかかります。足場はただパイプを組み合わせただけでなく、マンションの外壁にボルトで固定する作業を行います。しっかりと固定しておかないと強風などによって崩れる恐れもあり心配です。

劣化や破損をしている箇所の補修は清掃、補修、塗装などを行うと全体で2週間ぐらいは必要となります。この場合、補修箇所の数によるので、規模ではなく劣化の状況に影響されます。あまりに多いと1ヶ月かかるようなこともまります。

その次に時間がかかるのが防水加工になります。現状の防水部分を取り外して、全て新たに張り替える作業です。元のものが残っていると防水効果が下がるので慎重に行います。

全てが完了したら、外装の塗装です。下地塗りから中塗り、上塗りと段階を経て行う必要があります。それぞれの塗料が完全に乾燥していないと次に進むことができません。そのため1ヶ月から3ヶ月は必要となります。全て終わったら足場を外して終了です。

 

大規模修繕の工期を遅らせる要因とは?

計画通りに進めたい大規模修繕ですが、必ず工期を遅らせるトラブルが発生します。

原因として最も良くあるのが天候です。雨の日は工事ができないこともありますが、乾燥させるのに時間がかかるなど、環境の状態によって変わってくるものもあります。特に防水加工は雨天や湿気の多い環境では実施できないケースもあります。

そのほかには住民の非協力的な対応も工期を遅らせる要因になります。悪気はない場合もありますが、1戸のために次の作業に進めないなんてことが発生することも考えられます。バルコニーなどの物の移動であれば、それほど影響は大きくありませんが、車の置き場によっては、工事ができないようなことも考えられます。資材置き場などに注意して行動するようにしましょう。

工事中は車に連絡先を貼っておくなどの配慮があると安心です。あまり起こるものではありませんが、想定外の補修が必要になるケースもあります。診断では発見できなかった破損が見つかり、専用の工具でないと補修ができないなんてことがあるとかなりの遅延が考えられます。万が一、このような自体が発生すると見積もりにも影響が及ぶ恐れがあるので注意しましょう。

 

最初と2回目で必要な期間は違ってくるの?

全ての作業を終わらせるには着工から短くても2ヶ月ぐらいはかかる言うことになります。大規模修繕は、一生に一度のイベントではなく周期的に行うものです。そのため、終わった後からすぐに次の大規模修繕の積み立てが始まります。

2回目以降は修繕すべき場所も増えるので、前回よりも高額で、長期におよぶおそれもあります。

例えば手すりや建具は、およそ30年周期の交換が必要と言われていて、3回目の時に交換が必要になります。コンクリートなどは長期間使うことができますが、塩害などで表面が劣化するようなこともあり、2回目以降の診断結果では、多くの箇所が発見されることも考えられます。

前回よりも多くの箇所が対象となった場合、それだけ工期は延びてしまいますが、人手を増やすことで期間を短くすることも可能です。ただし人件費はそれだけ多くかかることになるので注意が必要です。

10年は長い期間なので、時代によって新たな工法が開発されて短期間で完了できることも考えられます。新しい工具が作業効率をあげることも考えられます。日々の工事技術の進化によって、あまり時間をかけずに終わらせられるようなる日も訪れるかもしれません。

 

生活をしながら行われる工事が大規模修繕です。住民にしてみれば落ちつかない日々が続くのでストレスがたまります。工事中は出来るだけ外出するなど、精神的なケアも必要になります。なるべく協力して最短で終わらせられるように心がけましょう。

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